企業の取り組み

Sustainability

次の世代に、何を残すか。

地域に根を張る建設会社として、石川組が向き合っているのは「今」だけではありません。
環境、インフラ、人材、安全、そして技術者を育てる哲学。それぞれの取り組みは独立したものではなく、すべてが「次の世代に何を残すか」という一つの問いに繋がっています。

ZEB・脱炭素

Net Zero Energy Building

ZEB・脱炭素

石川組は、高気密・高断熱住宅の施工で培った技術を一般建築にも応用し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現に取り組んでいます。 ZEBとは、建物の年間一次エネルギー消費量を大幅に削減し、最終的には正味ゼロに近づけることを目指す建築の概念です。断熱・気密性能を高め、効率的な空調・照明制御や再生可能エネルギーの活用を組み合わせることで、運用コストの削減だけでなく、災害時のエネルギー自立や、環境意識の啓発にもつながります。 観音寺市生活環境課 管理事務所棟は、補助金を受けてZEB認定を取得した建物として香川県第1号です(当社施工)。 住宅で実証してきた性能を、より大きなスケールの建築物に展開していくこと。それが、石川組が一般建築事業で目指している方向性です。

ZEBについて

地域インフラの維持

Foundations of Life

地域インフラの維持

道路、河川、上下水道。普段は意識されることのないこれらの社会基盤を、長年にわたり整備してきたのが石川組の土木事業です。一の谷川の大規模特定河川工事、西部浄水系豊浜支線の送水管更新、県道丸亀詫間豊浜線の道路整備など、香川県内の公共工事を中心に手がけ、香川県知事表彰をはじめ発注者から評価を受けてきました。 地域の暮らしは、目に見える建物だけでは成り立ちません。その足元にあるインフラを誰かが維持し続けているという事実に、石川組は誇りを持って向き合っています。 災害時の復旧対応も含め、「いざという時に動ける体制」を地域に提供し続けることが、土木事業における石川組の役割です。

人材育成・HRD丸亀

Build The Builder

人材育成・HRD丸亀

舗装工事は、アスファルトの特性上スピードが求められるため、現場でじっくりと技術を教える時間を取りにくいという課題があります。これは業界全体が抱える構造的な問題でもあり、人材の流入を妨げる一因にもなってきました。 石川組はこの課題に向き合うため、株式会社YOTSUBAと共同で道路舗装の技能研修施設「HRD丸亀」を開設し、未経験者を段階的に育てています。これは、後述する「ドイツのマイスター文化」から得た、「育てた技術者が建てる」という信念を、具体的な制度として形にしたものです。 理念だけで終わらせず、実際に学べる場をつくること。それが石川組の人材育成における基本姿勢です。

HRD丸亀について

安全・品質への継続的投資

Built To Last

安全・品質への継続的投資

建設業において、安全管理は一過性の取り組みではなく、積み重ねの結果として表れるものです。石川組は創業以来、死亡事故ゼロを継続しています。日々の安全パトロールや危険作業の事前確認を積み重ねています。 品質についても同様です。施工図の作成から工程・品質・原価の管理まで、各工程を一貫した体制で確認することで、計画通りの竣工と、長期にわたって安心して使い続けられる建物・インフラの提供を実現しています。 安全と品質への投資は、目立つ成果ではないかもしれません。しかし、それこそが石川組が地域から信頼を得てきた理由だと考えています。

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ドイツから学ぶ、技術者育成の哲学

Meister Spirit

ドイツから学ぶ、技術者育成の哲学

2000年代から、社員・大工の延べ7名をドイツへ研修に送り出してきました。そこで触れたのは、職人のステータスが高く、技術と経営の両方を問われる「マイスター制度」という文化です。ドイツでは、国家が認定するマイスター資格のもと、職人が技術力だけでなく経営的な視点も持つことが当然とされています。 この経験から石川組が得たのは、「育てた技術者が建てる」という、シンプルだが揺るがない信念でした。技術は一夜にして身につくものではなく、時間をかけて育てるべきものである。この理念を形にした場のひとつが、YOTSUBAと共同で開設した研修施設HRD丸亀です。 建物をつくる前に、まず人をつくる。それが、石川組がドイツから持ち帰った、最も大きな学びです。

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