
3階建ての、上と下の温度
階が増えるほど、家の中の温度は揃いにくくなります。
1階と3階で、実際にどれくらい違うのか。
ぜひご自身の目で確かめてみてください。
MODEL HOUSE
大阪府モデルハウスは、株式会社石川組が2019年に建てた大阪府吹田市のモデルハウスです。UA値0.25・C値0.19。

体験してわかること

階が増えるほど、家の中の温度は揃いにくくなります。
1階と3階で、実際にどれくらい違うのか。
ぜひご自身の目で確かめてみてください。

3階に防音室があります。
ドイツ製の防音ドアを閉めたときに、どこまで音が消えるか。
数値では伝わらない部分を、体感してください。

いま石川組が標準仕様で使っている窓を、初めて採用した家です。
7年以上使われた窓が、どうなっているか。
カタログでは見られないところです。
都市部に建てる家
都市部の住宅は、気温だけでなく敷地条件との戦いになります。
狭い土地、隣家との距離、道路からの音。
上に伸ばせば日当たりは取れますが、今度は階ごとの温度差という問題が出てきます。
3階建てで、家じゅうの温度をどう揃えるか。この家が挑んだのは、その問いでした。

スペック
この家の物語
この家は、石川組のモデルハウスとして初めての3階建てで、2019年に建てられました。大阪のような都市で家を建てると、土地は狭く、上に伸ばすことになります。そして、この家の空調での失敗が、いまの設計ルールにつながりました。
2019年、大阪府ZEH普及啓発事業の宿泊体験先に
2019年12月、大阪府・大阪市の「おおさかスマートエネルギーセンター」が実施する「ZEH普及啓発事業」(おおさかエネルギー地産地消推進プランに基づく事業)で、ZEHの宿泊体験先モデルハウスに選ばれました。

モデルハウスだからできた試行錯誤
換気
階によって方式を分けました。1階はダクトレスの熱交換換気、2階以上は全熱換気システム。両方を1棟で運用してみる、という構成です。
窓
現在の標準サッシ(ウェルネストウィンドウ)をここで初めて採用しました。
防音室
3階には防音室をつくっています。ドイツ製の防音ドアを使い、もともと遮音性の高い躯体に、さらに手を加えた部屋です。
お客様の家では、実験をしない。実験をするのは、モデルハウスです。うまくいかなければ設計を変え、次の棟で検証する。そこまで見極めてから、はじめてお客様への標準仕様に加えています。
全館空調のために空調室を2階に設け、そこから各階へダクトを回す計画でした。ところが3階に冷気が届かず、最終的に3階へ壁かけエアコンを増設しています。夏の3階は、期待した温度になりませんでした。
この一件以降、石川組ではダクト空調を採用する場合、空調室を最上階に設けるのが設計の基本になりました。そして、ダクト空調そのものをどう組み立てるかという問いが、次の香川県モデルハウスに引き継がれています。

C値・断熱等級・耐震等級——数字で見る家づくりを、まずは資料で。
もっと知りたくなったら、モデルハウスへ。ご相談だけでも構いません。
香川県モデルハウス・兵庫県モデルハウスの1年分の実測データも、見学時にご覧いただけます。
石川組のつくる家
石川組は、香川・大阪・兵庫でウェルネストホームの加盟店として高気密・高断熱の木造住宅を手がける工務店です。
「性能を数値で語る」の方針で、温湿度・気密・電気代・空気質の実測データを公開しています。
2014年から4棟のモデルハウスで試行錯誤を重ね、その結果をいまの標準仕様に反映してきました。