標準仕様

換気システム

温度交換効率87%・湿度回収36%・ダクトレスで掃除しやすい

24時間換気は法律で義務づけられた設備ですが、「どの方式か」で暮らしはまったく変わります。 換気とは本来、せっかく整えた空気を捨てて、外の空気を入れる行為。 問題は「何を捨てて、何を守るか」の設計です。

換気システム

仕様

「換気システム」へのこだわり

方式

第1種換気

給気も排気も機械で制御する「第1種換気」。最もCO₂がたまりにくい方式で、排出する空気の約87%の熱を回収し、冬は0℃の外気を室温23℃からの熱で約20℃に高めてから取り込みます。夏は33℃の外気を、室内の涼しさを受け取って約28℃まで下げてから室内へ。※温度交換効率87%で計算した概念値(夏の室温27℃)第1種換気についてくわしく見る

機器

VENTOsan

70秒ごとにファンが反転し、給気と排気を切り替える熱交換システム。内部にセラミック蓄熱体があり、その働きにより熱量と、結露による余分な湿気を受け渡します。

温度交換効率・湿度回収率

温度交換効率87%・湿度回収36%

捨てる空気から熱の87%、湿気の36%を回収する全熱交換です。室温への影響を小さく抑えながら、冬の過乾燥や夏の湿気の持ち込みを抑えます。

フィルター

粒径50μm以下を80%以上・10μm以下を40%以上捕集

標準フィルターで、粒径50μm以下の粒子を80%以上、10μm以下の微粒子を40%以上除去し、花粉やハウスダストの侵入を抑えます。花粉症が気になる方向けに、除去率99%の花粉専用フィルターへの交換・追加も可能です。

換気システム

ダクトレス

天井裏にダクトを巡らせる集中型と違い、ダクト内部の清掃という長期コストがありません。掃除は前面パネルを開けるだけ、将来の機器交換も室内側から簡単です。ダクトレスについてくわしく見る

なぜ、ダクトレス熱交換なのか。

すべての選択に、根拠があります。

01

第1種換気

「換気で寒い」を、仕組みで消す

給気と排気の両方を機械で制御する第1種換気では、室内から排出する暖かい空気の熱だけを給気側に移してから室内に取り込むことができます。 一方、自然給気の方式(第3種)は排気だけを機械で行い、給気は壁の給気口から自然に任せるため、冬の外気が直接入り、換気するほど寒くなります。 C値0.1台を実測できる石川組の高気密な家だからこそ、計画換気が設計どおりに効き、第1種換気の価値が最大化します。

温度交換効率87%の概念図:冬は給気約20℃、夏は約28℃

02

ダクトレス

メンテナンスのしやすさも、構造で担保する

天井裏にダクトを巡らせる集中型は、ダクト内部の清掃という長期コストを抱えるため、標準としては採用していません。 ダクトレスは壁付けの機器が対で呼吸するシンプルな構造——掃除は前面パネルを開けるだけ、将来の機器交換も室内側から簡単です。 オプション:HELIOS(ヘリオス)製ダクト換気(機械室集中型)——給気口を1カ所に集約する方式で、交通量の多い立地の方や、花粉・PM2.5・防音の対策を徹底したい方にご提案します。機械室のスペースと、フィルター清掃・定期メンテナンスの費用が必要です。

VENTOsan本体の室内側カバー

03

室内循環フード

換気扇は、実は「熱ごと捨てる」装置

一般的な換気扇は、煙や臭いと一緒に、室内で整えた温度や湿度まで外に捨ててしまう装置です。 室内循環フードは、煙と臭いをフィルターでろ過し、整えた空気は室内に戻します。 調理のたびに冷暖房をやり直さずに済む、高気密住宅ならではの選択です。 燃焼を伴う火は使えないため、IH・ラジエントヒーター専用になります。

室内循環フード

現場のこだわり

VENTOsan本体の室内側カバー

01

機器は対で配置し、家全体の気流をつくる

機器は対で配置し、家全体に計画的な気流を作ります。 間取りごとの配置設計が効きの半分を決めます。
気密施工

02

高い気密性能があって初めて設計どおりに働く

気密性能とセットで初めて設計どおりに働くため、C値の全棟実測が換気の品質保証でもあります。

アドバイス

建てる前に知っていただきたい、正直な話です。

壁付けの換気機器は、室内に目立ちませんか?

デザインはシンプルで、設置位置も生活動線や視線に配慮して計画しますが、存在そのものを消すことはできません。 実際の大きさや見え方は、モデルハウスでご確認いただくのが一番です。

モデルハウスを見る

強風の日は風切り音が気になりますか?

風切り音を感じる場合がありますが、配置設計で可能な限り抑えています。

メンテナンス

換気は、止めてはいけない設備です。フィルター清掃の頻度から、正直にお伝えします。

フィルター清掃

フィルター清掃、交換

半年〜1年に1回、前面パネルを開けて掃除機か水洗いします。お引き渡し時に一緒に一度やってみましょう。 フィルターは消耗品として交換も可能です。

24時間換気

24時間換気

24時間換気は止めないでください。止めると湿気とCO2の逃げ場がなくなります。

換気の日常清掃

日常の清掃

清掃を怠れば性能は落ちます。「メンテナンスフリー」ではなく「自分で簡単にできる」設計です。

項目仕様
方式第1種換気(給気も排気も機械制御)・熱交換型・ダクトレス
機器VENTOsan——70秒ごとに給気と排気を反転、内部のセラミック蓄熱体が熱と湿気を受け渡す
温度交換効率87%(捨てる空気から熱を回収)
湿度回収36%(冬の湿度維持・夏の湿気持ち込みを抑制)
フィルター標準フィルター:粒径50μm以下の粒子を80%以上、10μm以下の粒子を40%以上捕集。花粉99%除去フィルターを追加可能
オプションHELIOS製ダクト換気(機械室集中型)——給気口を1カ所に集約
キッチン室内循環フード(IH・ラジエントヒーター専用)——煙をろ過して空気は室内に戻す

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